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市販の防錆剤とは大きく異なる興行用防錆剤。市販の防錆剤の違いなどは知っていますか?このページでは、工業用防錆剤の基礎知識についての記事をまとめています。
サビを防ぐ防錆剤
防錆剤はその名の通り錆を防ぐために使用するものです。防錆剤にはいくつか種類があり、さび止め油やさび止め剤、さび止めフィルムなどがあります。以下のページでは、防錆罪の仕組みや適用例について詳しく解説しています。
金属が錆びる原因は水との関わり
サビというのは、金属と気体の酸素の間で起きる電荷移動が関係しています。ここに水が加わることにより急速に反応が激しくなるのです。以下のページでは、金属の腐食から守る防食方法についても触れています。
防錆剤により人体への影響は異なる
防錆剤にも様々な種類があり、その種類によって人体への影響の有無は異なります。以下のページでは、人体に悪影響をきたすとされている3つの防錆剤の成分について紹介。環境に配慮した防錆剤についてもまとめています。
工業用防錆剤はサンプル取り寄せも可能
工業用防錆剤と市販の防錆剤は目的や使用環境が大きく異なります。そして、対応金属や防錆剤の種類、用途のバリエーションなども工業用防錆剤の方が豊富です。工業用防錆剤ならサンプルの取り寄せもできます。
防錆剤と錆転換剤は同じ錆対策商品として販売されていますが、その使用目的や使うタイミングなどの違いをご存知でしょうか。正しく効果を発揮するために知っておくべきそれぞれの違いについて、詳しくまとめています。
防錆剤落としは大変な作業
防錆剤は過剰に塗布されていると防錆剤落としが必要となります。これが意外と大変な作業です。以下のページでは、防錆剤落としをする理由や作業の大変さ、そして最後に除去作業を必要としない防錆剤の紹介をしています。
金属の配管が錆びるのを防ぐ薬剤
配管に錆が発生すると異臭や赤水の原因となります。そこで定期的に給水用防錆剤を使用し、必要なメンテナンスを行う必要があるのです。ただし給水用の防錆剤を塗布する頻度は建築物によって異なりますので、注意が必要です。このページでは、給水用防錆剤が作用する仕組みなどをご紹介します。
防錆に関する専門家
防錆に関する専門知識を学び、業務として活かせると認定された方に与えられるのが防錆管理士です。橋や道路や建物などの倒壊を招きかねない錆や腐食は、適切な対策が求められる問題です。防錆管理士は防錆の知識と技術を持っていることの証明として活用できるほか、企業での防錆に関わる業務でも役立ちます。ここでは防錆管理士の詳細や取得方法について紹介しています。
防錆剤が入った容器や袋の中に対象金属を同梱する、シートで覆うだけで優れた防錆効果が得られる気化性防錆剤。ここではその中でも国産で使いやすい(※)気化性防錆剤を種類ごとに厳選して紹介します。
※国産の防錆剤の中でも、使いやすさを示したアイコンの該当項目が多い商品を、パック型防錆剤、防錆紙、防錆フィルムからそれぞれ1つずつ選出しています
城北化学工業
「ラン・ラン」
(パック型防錆剤)
画像引用元:城北化学HP ラン・ラン(https://www.johoku-chemical.com/lanram/)
使いやすさ・用途
特徴
・防錆成分の拡散までわずか15分。気化力に優れ複雑形状の金属にも幅広く活用
・サイズが小さく密閉容器に入れるだけなので、包装や廃棄の手間が少ない
・密閉容器や密閉袋を用いた金属の保管時におすすめ
アドコート
「アドパック」
(防錆紙)
画像引用元:アドコート株式会社・トップ アドパックラインナップ・トップ アドパック‐ G (鉄鋼用含浸タイプ)
(http://www.adpack.jp/lineup/type_gk.html)
使いやすさ・用途
特徴
・気化性防錆紙専門メーカーならではのラインナップで様々な使い分けに対応
・バリア材との併用でさらに防錆力アップ
・部品や金属の包装を兼ねた防錆におすすめ
アイセロ
「ボーセロン」
(防錆フィルム)
画像引用元:アイセロHP アイセロの挑戦02 ボーセロン®物語「アイセロの未来をかけた戦略商品のサクセスストーリー」(https://www.aicello.co.jp/recruit/about/challenge/boselon/)
使いやすさ・用途
特徴
・フィルムが透明なため海外輸送での防錆・梱包に役立つ
・ヒートシールによる密封やフィルムを利用した自動包装ができるため、密閉袋兼防錆剤としても利用可能
※2021年2月時点の情報。公式HPに記載の内容をもとに評価しています
※注釈:アイコンの意味
・繰り返し利用(効果がなくなるまで繰り返し利用できるかどうかで調査)
・即効性(浸透スピードに関する内容を公式HPに記載しているか)
・通販あり(すぐに必要な時に手軽に注文できるECサイトや通販サイトでの販売はあるか)
・防錆の工数が少ない(手間をかけずに防錆できるか)
・無臭(食品工場や家庭用商品など臭いを気にするニーズに応える商品に使用できるか)
・手に触れる部分の防錆(手に付いた時に落ちないか・使う時に手袋をはめた方が良いのか)
・ゴミ・廃棄コスト削減(段ボール一箱分の防錆をする際のゴミの大きさが15cm以内か)
・大容量防錆(ドラム缶サイズの防錆は可能か)