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ここでは長年の自動車用アンダーコーティング剤提供ノウハウを生かして開発したスリーボンドの「スリーラスター」の商品の特徴や利用者の口コミ・評判を紹介しています。
防錆剤のタイプ | 水溶性/油溶性 |
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価格 | Web上に記載なし |
形状 | 噴霧(スプレー) |
対応金属 | 鉄 |
原産国 | 日本(スリーボンドファインケミカル) (岡山製造部)岡山県瀬戸内市長船町服部1252-1 (館林工場)群馬県館林市栄町21-10 (昭島工場)東京都昭島市美堀町4-11-8 (岡崎工場)愛知県岡崎市上衣文町字戸石1-15 (犬山工場)愛知県犬山市字高根洞5-31 (加東工場)兵庫県加東市南山6-3-11 (北九州工場)福岡県京都郡苅田町殿川町1-50 |
スリーボンドは、自動車用の防錆塗装のアンダーコーティング剤では40年(※)の歴史があります。1995年車検法改正による規制緩和により防錆塗装市場が縮小傾向にある中、開発したのが塩害対策に重点を置いたスリーラスターシリーズです。
※2021年2月時点の情報。公式HPより。
これは降雪地方の凍結防止用の塩による錆に注目した、高性能な防錆剤としてラインナップを揃えています。
スリーラスターは溶剤系(油性)と水系に分かれています。溶剤系はワックスが主成分のため密着性が高く、半乾性で割れやはがれに強いのが特徴で、6153シリーズとして標準タイプと厚塗りタイプがあります。
防錆剤と結晶化ワックスの組み合わせ効果により、優れた防錆効果を実現。塗膜にキズが入っても錆が広がらない特性があります。
水系のスリーラスターはアクリル系エマルジョンなどで構成された、厚塗りタイプのみの6155Bがあります。床下部やタイヤハウスへの施工が可能で可塑剤の溶出を抑え下地処理剤としての効果もあります。
防錆塗装剤の性能比較の塩水噴霧試験で500時間の発錆なし結果が出ており、実車レベルでも3年程度の防錆効果が期待できます。
参照元:防錆塗装剤性能比較表(https://www.threebond.co.jp/ja/product/productintroduction/tb6153-tb6155b.html#point02)
車の下回りのサビ対策として購入。付属しているノズルヘッドで手の届かない奥までスプレーできるのがよいです。クリア色でも重ね塗りをすると無色透明にはならず残りますが、モノはいいと思います。
※口コミ参照元:モノタロウ商品レビュー(https://www.monotaro.com/review/product/00263332/)
値段は高めですが下回りの塩カルによる錆発生のため使ってみました。作業性がよくて塗りにくい感じもありません。車1台に2本あれば塗れるのでスタッドレス交換時にはまた錆予防のために使用しようと思っています。
※口コミ参照元:モノタロウ商品レビュー(https://www.monotaro.com/review/product/00263332/)
厚膜タイプの塩害対策用長期防錆剤がフロアジャッキで剥がれてしまうため、その部分補修や吹付けが甘い箇所に使用しました。標準タイプの方が使い勝手が良いので厚膜タイプと使い分けると効率が良さそうです。
※口コミ参照元:モノタロウ商品レビュー(https://www.monotaro.com/review/product/00263332/)
防錆剤が入った容器や袋の中に対象金属を同梱する、シートで覆うだけで優れた防錆効果が得られる気化性防錆剤。ここではその中でも国産で使いやすい(※)気化性防錆剤を種類ごとに厳選して紹介します。
※国産の防錆剤の中でも、使いやすさを示したアイコンの該当項目が多い商品を、パック型防錆剤、防錆紙、防錆フィルムからそれぞれ1つずつ選出しています
城北化学工業
「ラン・ラン」
(パック型防錆剤)
画像引用元:城北化学HP ラン・ラン(https://www.johoku-chemical.com/lanram/)
使いやすさ・用途
特徴
・防錆成分の拡散までわずか15分。気化力に優れ複雑形状の金属にも幅広く活用
・サイズが小さく密閉容器に入れるだけなので、包装や廃棄の手間が少ない
・密閉容器や密閉袋を用いた金属の保管時におすすめ
アドコート
「アドパック」
(防錆紙)
画像引用元:アドコート株式会社・トップ アドパックラインナップ・トップ アドパック‐ G (鉄鋼用含浸タイプ)
(http://www.adpack.jp/lineup/type_gk.html)
使いやすさ・用途
特徴
・気化性防錆紙専門メーカーならではのラインナップで様々な使い分けに対応
・バリア材との併用でさらに防錆力アップ
・部品や金属の包装を兼ねた防錆におすすめ
アイセロ
「ボーセロン」
(防錆フィルム)
画像引用元:アイセロHP アイセロの挑戦02 ボーセロン®物語「アイセロの未来をかけた戦略商品のサクセスストーリー」(https://www.aicello.co.jp/recruit/about/challenge/boselon/)
使いやすさ・用途
特徴
・フィルムが透明なため海外輸送での防錆・梱包に役立つ
・ヒートシールによる密封やフィルムを利用した自動包装ができるため、密閉袋兼防錆剤としても利用可能
※2021年2月時点の情報。公式HPに記載の内容をもとに評価しています
※注釈:アイコンの意味
・繰り返し利用(効果がなくなるまで繰り返し利用できるかどうかで調査)
・即効性(浸透スピードに関する内容を公式HPに記載しているか)
・通販あり(すぐに必要な時に手軽に注文できるECサイトや通販サイトでの販売はあるか)
・防錆の工数が少ない(手間をかけずに防錆できるか)
・無臭(食品工場や家庭用商品など臭いを気にするニーズに応える商品に使用できるか)
・手に触れる部分の防錆(手に付いた時に落ちないか・使う時に手袋をはめた方が良いのか)
・ゴミ・廃棄コスト削減(段ボール一箱分の防錆をする際のゴミの大きさが15cm以内か)
・大容量防錆(ドラム缶サイズの防錆は可能か)