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ここでは東洋薬化学工業株式会社「Cebo」の商品の情報や防錆作用、使用手順などを紹介しています。
防錆剤のタイプ | 水溶性その他 |
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価格 | Web上で記載なし |
形状 | 液状 |
対応金属 | 鉄鋼、ステンレス |
原産国 | 日本 (本社)東京都板橋区坂下3-33-2 |
Ceboはラノリンを主成分とする純国産防錆剤から開発を進めた製品で、数多くの分野で使用されています。工業系製品の品質を保つためにもメッキや塗装はもちろん、防錆処理が欠かせません。Ceboシリーズには多くのラインナップがあり、目的や用途に合わせて適した防錆剤を選択できます。溶剤希釈型や水溶性など、素材を問わず幅広く対応できるのは大きなメリットでしょう。建設用機械や自動車部品などの防錆が主で、皮膜を作るタイプが主流です。
Ceboシリーズの中でもAW-20は特殊防錆添加材で、メッキの光沢を持続させる効果を持ちます。クロムフリー製品で重金属等が含まれていないため、毒性がある成分に触れることなく防錆処理が可能。溶融亜鉛メッキした部品に白錆が発生させないための使い方も。紫外線による塗膜の黄変がないので、製品の色味をそのまま保てます。
撥水性がある防錆塗膜で錆を予防するタイプのCeboシリーズもあります。Cebo350は屋外対応型の防錆剤となっており、鋼製型枠や土木用構造物、さらにスチールパイプなどの屋外で一時保管が必要なものに最適。撥水性があるので、排水性良好な被膜による防錆効果が期待できます。
自動車やバイク、自転車の駆動部品などのように、日常生活でのメンテナンスに使用できる防錆剤もラインナップされています。カーテンレールやドアノブなどのきしみ防止、音消しや錆付いたねじを緩めるなど、幅広く利用できます。水置換性を発揮した防錆剤なので、水に濡れている製品でも対応できるのが特徴です。
口コミ・評判はありませんでした。
防錆剤が入った容器や袋の中に対象金属を同梱する、シートで覆うだけで優れた防錆効果が得られる気化性防錆剤。ここではその中でも国産で使いやすい(※)気化性防錆剤を種類ごとに厳選して紹介します。
※国産の防錆剤の中でも、使いやすさを示したアイコンの該当項目が多い商品を、パック型防錆剤、防錆紙、防錆フィルムからそれぞれ1つずつ選出しています
城北化学工業
「ラン・ラン」
(パック型防錆剤)
画像引用元:城北化学HP ラン・ラン(https://www.johoku-chemical.com/lanram/)
使いやすさ・用途
特徴
・防錆成分の拡散までわずか15分。気化力に優れ複雑形状の金属にも幅広く活用
・サイズが小さく密閉容器に入れるだけなので、包装や廃棄の手間が少ない
・密閉容器や密閉袋を用いた金属の保管時におすすめ
アドコート
「アドパック」
(防錆紙)
画像引用元:アドコート株式会社・トップ アドパックラインナップ・トップ アドパック‐ G (鉄鋼用含浸タイプ)
(http://www.adpack.jp/lineup/type_gk.html)
使いやすさ・用途
特徴
・気化性防錆紙専門メーカーならではのラインナップで様々な使い分けに対応
・バリア材との併用でさらに防錆力アップ
・部品や金属の包装を兼ねた防錆におすすめ
アイセロ
「ボーセロン」
(防錆フィルム)
画像引用元:アイセロHP アイセロの挑戦02 ボーセロン®物語「アイセロの未来をかけた戦略商品のサクセスストーリー」(https://www.aicello.co.jp/recruit/about/challenge/boselon/)
使いやすさ・用途
特徴
・フィルムが透明なため海外輸送での防錆・梱包に役立つ
・ヒートシールによる密封やフィルムを利用した自動包装ができるため、密閉袋兼防錆剤としても利用可能
※2021年2月時点の情報。公式HPに記載の内容をもとに評価しています
※注釈:アイコンの意味
・繰り返し利用(効果がなくなるまで繰り返し利用できるかどうかで調査)
・即効性(浸透スピードに関する内容を公式HPに記載しているか)
・通販あり(すぐに必要な時に手軽に注文できるECサイトや通販サイトでの販売はあるか)
・防錆の工数が少ない(手間をかけずに防錆できるか)
・無臭(食品工場や家庭用商品など臭いを気にするニーズに応える商品に使用できるか)
・手に触れる部分の防錆(手に付いた時に落ちないか・使う時に手袋をはめた方が良いのか)
・ゴミ・廃棄コスト削減(段ボール一箱分の防錆をする際のゴミの大きさが15cm以内か)
・大容量防錆(ドラム缶サイズの防錆は可能か)