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このページでは、サンプラスチック株式会社が製造販売する気化性防錆フィルムについて紹介します。植物由来の気化性防錆剤と帯電防止剤を複合した防錆フィルムの特徴・使用方法などについてまとめました。
防錆剤のタイプ | 気化性 |
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価格 | 公式サイトに記載なし |
形状 | フィルム |
対応金属 | 鉄、ステンレス鋼、亜鉛,アルミニウム、銅,真鍮,鋳鉄,銀,スズ、ニッケル、 マグネシウム |
原産国 | 日本 (本社・工場)栃木県那須塩原市北赤田1589-22 |
サンプラスチック株式会社が製造販売する「バイオコアATプラス」は、帯電防止機能を備えた植物由来の気化性防錆フィルムです。
製品の安全性にこだわっており、含まれる防錆剤(BioCor:バイオコア)はココナッツから抽出した飽和脂肪酸を主原料として、クランベリーとミルクを組み合わせた原料などで製造。アミンとニトライドを含まない自然由来の防錆剤であり、環境や人体への影響に配慮された製品といえるでしょう。
また、金属・非金属を区別せずに使用できるのも魅力的なポイントです。
バイオコアATプラスには帯電防止機能が備わっており、静電気による電子部品の破壊や誤作動、有機物への着火などのトラブルを防ぐことができます。また、ドナー・アクセプター系帯電防止剤を使用しているため、溶出(ブリード)することなく長期間の保存も可能。
なお、サンプラスチック株式会社では帯電防止機能がついていない「バイオコア」も製造販売しています。対象物に静電気トラブルの心配がない場合はバイオコアを選ぶと良いでしょう。
バイオコアATプラスは厚さ80μ以上、幅50~700mmまで(チューブ製造時)の製造に対応しています。製品は袋状になっているため、防錆したい対象物に合わせたサイズで発注したのち、対象物をバイオコアATプラスに入れるだけでOK。
なお、サンプラスチック株式会社では防錆効果の持続性を確保するため、厚さ80μ以上での製造を推奨しています。
バイオコアATプラスは袋状の防錆フィルムです。防錆を行いたい対象物の汚れを落とし、バイオコアATプラスの袋の中に入れます。
サンプラスチック「バイオコアATプラス」の口コミ評判は見つかりませんでした。
防錆剤が入った容器や袋の中に対象金属を同梱する、シートで覆うだけで優れた防錆効果が得られる気化性防錆剤。ここではその中でも国産で使いやすい(※)気化性防錆剤を種類ごとに厳選して紹介します。
※国産の防錆剤の中でも、使いやすさを示したアイコンの該当項目が多い商品を、パック型防錆剤、防錆紙、防錆フィルムからそれぞれ1つずつ選出しています
城北化学工業
「ラン・ラン」
(パック型防錆剤)
画像引用元:城北化学HP ラン・ラン(https://www.johoku-chemical.com/lanram/)
使いやすさ・用途
特徴
・防錆成分の拡散までわずか15分。気化力に優れ複雑形状の金属にも幅広く活用
・サイズが小さく密閉容器に入れるだけなので、包装や廃棄の手間が少ない
・密閉容器や密閉袋を用いた金属の保管時におすすめ
アドコート
「アドパック」
(防錆紙)
画像引用元:アドコート株式会社・トップ アドパックラインナップ・トップ アドパック‐ G (鉄鋼用含浸タイプ)
(http://www.adpack.jp/lineup/type_gk.html)
使いやすさ・用途
特徴
・気化性防錆紙専門メーカーならではのラインナップで様々な使い分けに対応
・バリア材との併用でさらに防錆力アップ
・部品や金属の包装を兼ねた防錆におすすめ
アイセロ
「ボーセロン」
(防錆フィルム)
画像引用元:アイセロHP アイセロの挑戦02 ボーセロン®物語「アイセロの未来をかけた戦略商品のサクセスストーリー」(https://www.aicello.co.jp/recruit/about/challenge/boselon/)
使いやすさ・用途
特徴
・フィルムが透明なため海外輸送での防錆・梱包に役立つ
・ヒートシールによる密封やフィルムを利用した自動包装ができるため、密閉袋兼防錆剤としても利用可能
※2021年2月時点の情報。公式HPに記載の内容をもとに評価しています
※注釈:アイコンの意味
・繰り返し利用(効果がなくなるまで繰り返し利用できるかどうかで調査)
・即効性(浸透スピードに関する内容を公式HPに記載しているか)
・通販あり(すぐに必要な時に手軽に注文できるECサイトや通販サイトでの販売はあるか)
・防錆の工数が少ない(手間をかけずに防錆できるか)
・無臭(食品工場や家庭用商品など臭いを気にするニーズに応える商品に使用できるか)
・手に触れる部分の防錆(手に付いた時に落ちないか・使う時に手袋をはめた方が良いのか)
・ゴミ・廃棄コスト削減(段ボール一箱分の防錆をする際のゴミの大きさが15cm以内か)
・大容量防錆(ドラム缶サイズの防錆は可能か)