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防錆剤の用途は様々で、その商品の仕様を把握し、適切な商品を購入することが求められます。ここでは、 NTTインフラネットが取り扱っている高浸透性コンクリート防錆剤「サビラン」の商品情報や防錆の仕組み、利用手順、使用時の注意点などを紹介しています。
防錆剤のタイプ | 塗布性 |
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価格 | 公式サイトに記載がありませんでした |
形状 | 液状 |
対応金属 | コンクリート構造物全般 |
原産国 | 日本 (本社)東京都中央区東日本橋一丁目8番1号 ネクストサイト東日本橋ビル |
コンクリート構造物の内部の鉄筋は、年月によって腐食していきます。そのため内部の鉄筋に対して防錆効果を施すことにより、建物の延命が可能に。「サビラン」を建物のコンクリートの表面に塗布することで、コンクリート内部の鉄筋にまで浸透し、高い防錆効果を発揮します。
新築時だけでなく、腐食が進行中の鉄筋に対しても、防錆効果が得られるのもメリットです。
「サビラン」の浸透効果は、水の約2.7倍です。高い浸透力によって、建物のコンクリート表面に塗布するだけの簡単な施工で済むため、大規模な補修工事を行う必要がありません。
「サビラン」を使用することで、予防保全中心の補修が可能になるため、抵コストの補修が実現できます。
「サビラン」の効果は、1度の塗布で約10年間持続。同一箇所への彩度の塗布でさらに長期間効果を得られます。そのため、繰り返しの施工が必要なくなり、維持管理コストが削減可能です。「サビラン」は補修がしやすいだけでなく、防錆効果も長期に及ぶため、メンテナンスコストも低く抑えることができます。
ネット上での口コミは確認できませんでした。
防錆剤が入った容器や袋の中に対象金属を同梱する、シートで覆うだけで優れた防錆効果が得られる気化性防錆剤。ここではその中でも国産で使いやすい(※)気化性防錆剤を種類ごとに厳選して紹介します。
※国産の防錆剤の中でも、使いやすさを示したアイコンの該当項目が多い商品を、パック型防錆剤、防錆紙、防錆フィルムからそれぞれ1つずつ選出しています
城北化学工業
「ラン・ラン」
(パック型防錆剤)
画像引用元:城北化学HP ラン・ラン(https://www.johoku-chemical.com/lanram/)
使いやすさ・用途
特徴
・防錆成分の拡散までわずか15分。気化力に優れ複雑形状の金属にも幅広く活用
・サイズが小さく密閉容器に入れるだけなので、包装や廃棄の手間が少ない
・密閉容器や密閉袋を用いた金属の保管時におすすめ
アドコート
「アドパック」
(防錆紙)
画像引用元:アドコート株式会社・トップ アドパックラインナップ・トップ アドパック‐ G (鉄鋼用含浸タイプ)
(http://www.adpack.jp/lineup/type_gk.html)
使いやすさ・用途
特徴
・気化性防錆紙専門メーカーならではのラインナップで様々な使い分けに対応
・バリア材との併用でさらに防錆力アップ
・部品や金属の包装を兼ねた防錆におすすめ
アイセロ
「ボーセロン」
(防錆フィルム)
画像引用元:アイセロHP アイセロの挑戦02 ボーセロン®物語「アイセロの未来をかけた戦略商品のサクセスストーリー」(https://www.aicello.co.jp/recruit/about/challenge/boselon/)
使いやすさ・用途
特徴
・フィルムが透明なため海外輸送での防錆・梱包に役立つ
・ヒートシールによる密封やフィルムを利用した自動包装ができるため、密閉袋兼防錆剤としても利用可能
※2021年2月時点の情報。公式HPに記載の内容をもとに評価しています
※注釈:アイコンの意味
・繰り返し利用(効果がなくなるまで繰り返し利用できるかどうかで調査)
・即効性(浸透スピードに関する内容を公式HPに記載しているか)
・通販あり(すぐに必要な時に手軽に注文できるECサイトや通販サイトでの販売はあるか)
・防錆の工数が少ない(手間をかけずに防錆できるか)
・無臭(食品工場や家庭用商品など臭いを気にするニーズに応える商品に使用できるか)
・手に触れる部分の防錆(手に付いた時に落ちないか・使う時に手袋をはめた方が良いのか)
・ゴミ・廃棄コスト削減(段ボール一箱分の防錆をする際のゴミの大きさが15cm以内か)
・大容量防錆(ドラム缶サイズの防錆は可能か)