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このページでは、呉工業が製造・販売する「長期防錆スプレー」について紹介しています。商品の特徴や使用方法、口コミ評判などについてまとめました。
防錆剤のタイプ | 非水溶性(石油系溶剤) |
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価格 | 長期防錆スプレー(400ml、重量390g):1,026円(税込) |
形状 | 噴霧(スプレー) |
対応金属 | 工作機械、重機、治具、金型などの金属部分や鉄工材など(詳細についての記載なし) |
原産国 | 日本 (本社)東京都目黒区東山1-16-13 |
呉工業が販売する「長期防錆スプレー」は、塗布部にスプレーするだけで50~70ミクロンの半硬質被膜を形成し、長期間防錆効果を発揮します。また、乾燥時間が短いため作業を効率的に進められるのも嬉しいポイントです。指触乾燥時間の目安は1~2時間ほど。ただしスプレーを塗布した部分はベタつき感があるため、取り扱いには注意が必要です。
長期防錆スプレーは、高湿度や高濃度ガスなどの腐食性の高い条件下でも防錆効果を持続できる特徴があります。また、スプレーによって形成された半硬質被膜は塗布部の金属が膨張・収縮しても追従する特性があるため、被膜が剝がれにくいのもメリットです。
呉工業「長期防錆スプレー」の用途は幅広く、工作機械や重機などの金属部分、治具や金型、自動車のドアやボンネット、トランクルームなどさまざまな用途があります。また加工や貯蔵・輸送用部品の防錆にも使えます。
使用方法も塗布部にスプレーをして乾かすだけと簡単なため、扱いやすいのが特徴といえます。ただし長期防錆スプレーは石油系溶剤であり、消防法分類では第2石油類、危険等級Ⅲに該当します。可燃性・引火性が極めて高いため、使用時の取り扱いは製品の注意書きを守って正しく使用しましょう。
※長期防錆スプレーを使用する際は製品記載の使用上の注意をよく読み、吸入や火気・高温などに充分注意するようにしましょう。
車のスポット溶接部の長期防錆を目的として使っています。コスパが良く、上手く塗布した車は錆方が全然違います。ただ、半固形状の仕上がりですから砂や泥がつくような部分への塗布はおすすめできません。裏側や内側などの部分におすすめ。
※口コミ参照元:モノタロウ商品レビュー(https://www.monotaro.com/review/product/00201448/page-2/)
クレ556などとは異なり、ベタつきが残る仕上がりです。そのため、車や長期保管する者への塗布がおすすめ。普段から手にするようなものへの塗布は避けた方が良いでしょう。なお、吹付けたときはにおいがきつめですが、乾燥した後は室内でもにおいは気になりません。
※口コミ参照元:モノタロウ商品レビュー(https://www.monotaro.com/review/product/00201448/page-2/)
防錆剤が入った容器や袋の中に対象金属を同梱する、シートで覆うだけで優れた防錆効果が得られる気化性防錆剤。ここではその中でも国産で使いやすい(※)気化性防錆剤を種類ごとに厳選して紹介します。
※国産の防錆剤の中でも、使いやすさを示したアイコンの該当項目が多い商品を、パック型防錆剤、防錆紙、防錆フィルムからそれぞれ1つずつ選出しています
城北化学工業
「ラン・ラン」
(パック型防錆剤)
画像引用元:城北化学HP ラン・ラン(https://www.johoku-chemical.com/lanram/)
使いやすさ・用途
特徴
・防錆成分の拡散までわずか15分。気化力に優れ複雑形状の金属にも幅広く活用
・サイズが小さく密閉容器に入れるだけなので、包装や廃棄の手間が少ない
・密閉容器や密閉袋を用いた金属の保管時におすすめ
アドコート
「アドパック」
(防錆紙)
画像引用元:アドコート株式会社・トップ アドパックラインナップ・トップ アドパック‐ G (鉄鋼用含浸タイプ)
(http://www.adpack.jp/lineup/type_gk.html)
使いやすさ・用途
特徴
・気化性防錆紙専門メーカーならではのラインナップで様々な使い分けに対応
・バリア材との併用でさらに防錆力アップ
・部品や金属の包装を兼ねた防錆におすすめ
アイセロ
「ボーセロン」
(防錆フィルム)
画像引用元:アイセロHP アイセロの挑戦02 ボーセロン®物語「アイセロの未来をかけた戦略商品のサクセスストーリー」(https://www.aicello.co.jp/recruit/about/challenge/boselon/)
使いやすさ・用途
特徴
・フィルムが透明なため海外輸送での防錆・梱包に役立つ
・ヒートシールによる密封やフィルムを利用した自動包装ができるため、密閉袋兼防錆剤としても利用可能
※2021年2月時点の情報。公式HPに記載の内容をもとに評価しています
※注釈:アイコンの意味
・繰り返し利用(効果がなくなるまで繰り返し利用できるかどうかで調査)
・即効性(浸透スピードに関する内容を公式HPに記載しているか)
・通販あり(すぐに必要な時に手軽に注文できるECサイトや通販サイトでの販売はあるか)
・防錆の工数が少ない(手間をかけずに防錆できるか)
・無臭(食品工場や家庭用商品など臭いを気にするニーズに応える商品に使用できるか)
・手に触れる部分の防錆(手に付いた時に落ちないか・使う時に手袋をはめた方が良いのか)
・ゴミ・廃棄コスト削減(段ボール一箱分の防錆をする際のゴミの大きさが15cm以内か)
・大容量防錆(ドラム缶サイズの防錆は可能か)