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防錆剤の用途に合う商品を選ぶ必要があります。そのため、商品の仕様を調べて、適切な商品を購入することが求められます。ここでは、 シフトが製造している反応型で防錆皮膜をつくる「塩カル防錆剤」の商品情報、使用手順、使用時の注意点などを紹介しています。
防錆剤のタイプ | 塗布性 |
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価格 | 公式サイトに記載がありませんでした |
形状 | 液状 |
対応金属 | アルミ製品を多用した車、融雪剤、凍結防止剤(塩化カルシウム)等の塩基 |
原産国 | 日本 (本社大阪府堺市中区深井北町770-1 |
今までの防錆剤で施工が難しかったマフラー、ラジエーター、ハブに対しても使用可能で、スプレーで塗布できます。車両や作業場のマスキングも不要。作業時間も普通車で30分程度です。また、ワックス系を除いて他のコーディング剤とも併用可。車両の下廻り全体にもコーディングしやすく、使いやすい防錆剤といえるでしょう。
「塩カル防錆剤」はさび発生成分と化学反応を起こし、防錆皮膜を形成することで、融雪剤や潮風の塩分を原因とする錆に対しても効果があります。また、防錆施工前に融雪剤や塩分を洗い流す必要もありません。塩害対策を簡単に行うことが可能な防錆剤といえるでしょう。
高い効果だけでなく、有機溶媒フリーで人体や環境にも配慮した商品です。今まで対応できなかった下廻りにも施工可能な点を含め、人体への安全性と地球環境への配慮が求められる近年の化学溶剤の視点からも優れた商品といえるでしょう。
シフト「塩カル防錆剤」企業の口コミ・評判は、公式サイトにありませんでした。
防錆剤が入った容器や袋の中に対象金属を同梱する、シートで覆うだけで優れた防錆効果が得られる気化性防錆剤。ここではその中でも国産で使いやすい(※)気化性防錆剤を種類ごとに厳選して紹介します。
※国産の防錆剤の中でも、使いやすさを示したアイコンの該当項目が多い商品を、パック型防錆剤、防錆紙、防錆フィルムからそれぞれ1つずつ選出しています
城北化学工業
「ラン・ラン」
(パック型防錆剤)
画像引用元:城北化学HP ラン・ラン(https://www.johoku-chemical.com/lanram/)
使いやすさ・用途
特徴
・防錆成分の拡散までわずか15分。気化力に優れ複雑形状の金属にも幅広く活用
・サイズが小さく密閉容器に入れるだけなので、包装や廃棄の手間が少ない
・密閉容器や密閉袋を用いた金属の保管時におすすめ
アドコート
「アドパック」
(防錆紙)
画像引用元:アドコート株式会社・トップ アドパックラインナップ・トップ アドパック‐ G (鉄鋼用含浸タイプ)
(http://www.adpack.jp/lineup/type_gk.html)
使いやすさ・用途
特徴
・気化性防錆紙専門メーカーならではのラインナップで様々な使い分けに対応
・バリア材との併用でさらに防錆力アップ
・部品や金属の包装を兼ねた防錆におすすめ
アイセロ
「ボーセロン」
(防錆フィルム)
画像引用元:アイセロHP アイセロの挑戦02 ボーセロン®物語「アイセロの未来をかけた戦略商品のサクセスストーリー」(https://www.aicello.co.jp/recruit/about/challenge/boselon/)
使いやすさ・用途
特徴
・フィルムが透明なため海外輸送での防錆・梱包に役立つ
・ヒートシールによる密封やフィルムを利用した自動包装ができるため、密閉袋兼防錆剤としても利用可能
※2021年2月時点の情報。公式HPに記載の内容をもとに評価しています
※注釈:アイコンの意味
・繰り返し利用(効果がなくなるまで繰り返し利用できるかどうかで調査)
・即効性(浸透スピードに関する内容を公式HPに記載しているか)
・通販あり(すぐに必要な時に手軽に注文できるECサイトや通販サイトでの販売はあるか)
・防錆の工数が少ない(手間をかけずに防錆できるか)
・無臭(食品工場や家庭用商品など臭いを気にするニーズに応える商品に使用できるか)
・手に触れる部分の防錆(手に付いた時に落ちないか・使う時に手袋をはめた方が良いのか)
・ゴミ・廃棄コスト削減(段ボール一箱分の防錆をする際のゴミの大きさが15cm以内か)
・大容量防錆(ドラム缶サイズの防錆は可能か)